CCT2026

 Surgical

 Course Objectives

CCT2026 Surgical では、“本当に難しい症例”に対して、どう安全に、どう確実に、そしてどう次につながる治療として完遂するか ― その本質を共有する場にしたいと考えています。

代表に私のような世代の外科医が選ばれたことには、私自身が一番驚いています。しかし、それこそが CCT Surgical という会の面白さであり、魅力なのだと思っています。肩書きや権威ではなく、「今、どんな臨床をしているか」「何を現場で本気で考えているか」を重視し、若手にも大きなチャンスを与えてくれる ― そんな空気が、この会にはあります。
だからこそ今年は例年以上に、実際の手術室で術者が何を考え、どう迷い、どう乗り越えているのか。成功だけでなく、難しさや葛藤も含めて、本音で議論できる、極めて実践的な会にしたいと思っています。

トータルアーチ、Commando 手術、redo 症例、緊急症例 ― 一見すると特殊で高難度な手術ですが、実際には、術前戦略、視野展開、助手との連携、吻合手技、止血、人工心肺管理など、一つ一つを丁寧に定型化することで、より安全かつ再現性高く遂行できるようになります。特に若手の先生方には、教科書だけでは学べない「実戦のリアル」を感じていただければ幸いです。

ライブ手術では、イムス東京葛飾総合病院から山岸俊介先生によるトータルアーチのライブ中継を予定しています。トータルアーチという大動脈手術の中でも高度な領域を、どのように安全かつスムーズに進行させるのか―視野展開、送脱血戦略、循環停止、末梢吻合、止血に至るまで、実践的な工夫を余すことなく共有いただける貴重な機会になると思います。

さらに、並列開催予定のトータルアーチのビデオライブでは、ライブ手術とはまた異なる視点から、術者の思考や細かなテクニックを深く掘り下げます。加えて、2日目の Commando 手術のビデオライブでは、通常なかなか長時間じっくり見ることのできない超高難度手術を徹底的に議論したいと思っています。視野展開、弁輪部の扱い、IVF 再建、吻合の順序、術中判断など、「どう考え、どう乗り越えるか」を共有できるセッションにしたいと思っています。

そして今回の大きな見どころの一つが、韓国・Asan Medical Center より Jae Suk Yoo, MD をお招きして行うランチョンセミナー、そしてビデオライブです。韓国を代表する MICS のスペシャリストとして世界的にも活躍されており、その卓越した技術と合理的な手術戦略を直接学べる貴重な機会になると思います。私自身も韓国で手術見学をさせていただき、Dr. Yoo の手術に大きな衝撃を受けました。スピード、視野展開、チーム連携、そして無駄のない手術の流れ ― どれも非常に洗練されており、「これだけでも参加する価値がある」と感じています。

また、CCT Surgical の魅力は、ライブだけではありません。術者ごとの哲学や施設ごとの工夫、普段なかなか言語化されない細かな Tips まで、本音で議論できる空気感こそ、この会ならではの価値だと思っています。

CCT Surgical は、“映像を通して学ぶ文化”を大切にしてきた会です。ライブの緊張感、術者同士の本音の議論、そして会場でしか味わえない空気感を、ぜひ現地で共有していただければと思います。

「今年の CCT Surgical はやべぇぜ」
そう感じていただける2日間を、お約束します。

2026年秋、神戸でお会いしましょう。

CCT2026 Surgical 代表
在國寺 健太(心臓血管研究所付属病院)

 プログラム

更新日:2026.9.8
 Surgical Directors

岡本 一真
浜松医科大学

北村 英樹
名古屋ハートセンター

在國寺 健太
心臓血管研究所付属病院

坂口 太一
兵庫医科大学

津久井 宏行
Johns Hopkins University, USA

橋本 誠
Herbert Wertheim College of Medicine, Florida International University / Miami Cardiac and Vascular Institute, USA

山岸 俊介
イムス東京葛飾総合病院

 Japanese Faculty


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