Surgical
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心臓血管外科の手術成績は、年々向上し、合併症を有する患者さんや超高齢者に対しても安定した成績を提供できる時代となりました。手術成績向上には、知識や経験の蓄積とデバイスの向上などの Science の部分と、外科医の技術である Art の部分が両立する事で達成されます。

一般的な学会が主に Science の発展に寄与する機会であるとしたら、Artの発展に寄与して来たのが CCT Surgical と言えるのではないかと思います。CCT Surgical では、ライブ手術と Video Live を柱とし、実践的な手術手技に焦点をあて、自由闊達なディスカッションを行うことに重きをおいて参りました。

2017年のライブ手術は、神戸大学・大北裕先生による弓部置換術と、武漢アジア心臓病医院の菊地慶太先生による MICS CABG を予定しています。同時進行で開催される Video Live では、榊原記念病院・高梨秀一郎先生による HOCM に対する外科的治療、ニューハート・ワタナベ国際病院・渡邊剛先生による da Vinci を用いた Robotic Surgery を予定しています。その他にもインターナショナルセッションや、最近の話題であるTAVIやオープンステントに関するセッション、メディカルイラストレーションの描き方講座など、参加者の皆さんに「来てよかった!」と言っていただけるよう魅力的な企画が目白押しです。多くの皆様と神戸でお会いできる事を楽しみにしております。

CCT2017 Surgical Representative Course Director
津久井宏行
CCT Administration Office
1-1-5-2E Maedaminami-machi, Toyohashi, Aichi 440-0851, Japan
TEL:+81-532-57-1275, FAX:+81-532-52-2883, E-mail: secretariat@cct.gr.jp, Website: http://cct.gr.jp/